米と思ったらパスタ!?食物繊維が豊富なカルディ『ブルグル』茹で方とアレンジレシピ5選

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ちなん
ちなん

こんにちは!カルディと業務スーパーの商品のアレンジが好きなちなんです

私はパスタが好きでよく食べるのですが、いつも食べる麺のものと違うパスタが食べてみたいな〜と思いカルディをチェックすると、とても気になる商品を発見しました。

カルディのブルグル

『ブルグル』という商品です。

ブルグル…?聞いたことない名前ですし、お米のような、玄米のような…。少なくともパスタとは思えない形をしています。

しかしパスタ売り場に置かれていて、ブルグルのポップには『お米のように炊飯できるパスタ』と書いてありました。
炊飯するパスタなんて食べたことが無いですよね!パスタ好きとしてその味がとても気になったので食べてみることにしました。

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ブルグルとはどんな食材?

まずブルグルがどんな食材なのかWikipediaで調べてみました。

ブルグルとは、主にデュラム小麦等の複数の種のコムギの挽き割りから作られる食糧用の穀物である。乾燥挽き割り小麦の一種であり、ヨーロッパ、中東、インドの料理によく用いられる。
ちなん
ちなん

デュラム小麦?挽き割り小麦?あまり聞きなれないワードだな

さらに詳しく確認すると、デュラム小麦とは主にパスタに使用される小麦で、タンパク質が多く粘り気が少ないのが特徴です。
そして挽き割り小麦は
通常小麦は粉状にしてからパスタ等にしますが、粉状にせず湯通しして乾燥させたもので、極小量のふすまが残っているものです。

簡単にまとめるとブルグルとはパスタに使用される小麦の殻を剥いて、湯通しして乾燥させたものということが分かりました。

ちなん
ちなん

まるでそのままの小麦を使用してます!みたいな見た目してるけど、ブルグルは湯通し&乾燥という工程がしてあるんだね

購入したブルグルをチェック

こちらはカルディ公式サイトに記載してある説明文です。

ブルグルとはトルコの国民食のひとつで、デュラム小麦100%の『挽き割り小麦』です。
丸粒タイプはもちっと歯応えのある食感が特徴で、炊飯器で炊いたり、ピラフにしたりとお米と同じようにアレンジができます。

今回購入したブルグルは丸粒ですが、かなり細かい細挽きもありました。丸型タイプはもちっと歯応えのある食感で、炊飯器を使うとピラフ風に作ることができるとポップに書いてあったのでこちらをチョイスしました。

ブルグルの裏面

袋には『トルコの国民食、食物繊維が豊富な挽き割り小麦』と記載されています。
あら、食物繊維が豊富なの?と思い栄養成分表示を確認すると、100gあたり9.8gも含まれています。

2020年度の日本食品標準成分表によると精白米100gあたりのの食物繊維が0.4gです。比較するとブルグルは精白米の20倍以上の食物繊維が含まれているので、食物繊維がたっぷり摂れる食材ということが分かります。
パスタなのに食物繊維もたっぷり摂ることができるのはとても有難いですね!

ちなん
ちなん

小麦をほぼ加工しない食材だから食物繊維がたっぷり含まれているんだね!お米でいうと玄米のポジションだね

100gあたりの栄養成分表示です。

エネルギー:345kcal/たんぱく質:10.0g/脂質1.8g/炭水化物:77.2g/食塩相当量:0.04g

脂質も1.8gと低いので、かなりダイエット向きの食材です。

ブルグルの茹で時間をチェック

袋から出したブルグル

玄米のような茶色い見た目で、大きさもお米と変わらないサイズです。

しかしここで問題がひとつ。ブルグルは茹でて使うのが基本なのですが、袋にブルグルはどれくらい茹でるのか記載が無いのです。

ブルグルの裏面
どこを確認しても茹で時間は見つからず

袋の横に記載されているトルコ語?は読めませんし、ブルグルの茹で時間を検索してハッキリとした時間は出て来ず。なので自分好みのブルグルの茹で時間を調べてみました。

袋にはフライパンで作るブルグルピラフの作り方が書いてあり、そのレシピだと『15分炊いてから10分蒸す』書かれていたため、まずは『15分茹でて10分フタをして蒸す』してみました。

15分茹でたブルグル

たっぷりのお湯に塩を入れて、沸騰したらブルグルを入れて軽くグラグラさせながら15分茹でます。お湯を吸ってプックリ膨らんでいます。

15分茹でたものを味見すると、外側は柔らかくなっていますが中心は固くて少し芯が残っていました。なので火を止めてフタをして10分蒸しました。

10分蒸したブルグル

10分後、お湯をさらに吸ってひと回り大きくなっています。先ほどは芯が残ってまだ固かったのですが、もっちり柔らかくなっています。

ただ、『15分茹でて10分蒸らす』で火が通るのなら、『20分茹でる』でも火が通るのではと思い20分茹でてみました。

20分茹でたブルグル

20分茹でたブルグルを味見をすると、こちらもちゃんと火が通っていました。なので時短したい人は20分茹でる、ガス代を節約したい人は15分茹でて10分蒸らすがオススメです。

茹でた後のブルグル

ちなみに2人分として乾燥の状態で200g茹でましたが、茹でた後の重さを計ると493gと約2.5倍の重量になりました。

パスタだと茹でる前と後では2倍の重量になりますが、ブルグルはさらに水分を吸うことが分かります。なので少しの量でもボリュームのあるメニューができそうです。

ちなん
ちなん

めっちゃ水を吸う!お腹に溜まりやすそうだからダイエット向きでありがたいね

炊飯器だけでブルグルを調理

そして1番気になっていた炊飯器で調理をやってみます。袋にはそのレシピの記載がなかったので検索したのですが、具材を炒めてから炊飯器で炊くものしか見つかりませんでした。

しかしフライパンと炊飯器の両方を使うのはどうしても嫌なので、炊飯器にそのまま具材を入れて炊いてみました。

ちなん
ちなん

意地でもラクして家事をしたいのが主婦

今回の具材は2人分で鶏ささみ(2本)・しめじ(一袋の半分)・ピーマン(2個)・玉ねぎ(小サイズ半分)を用意しました。
調味料はカレー粉(小さじ2)・コンソメ(小さじ2)・塩(小さじ1/4)・バター(ひとかけら)です。水の量は、袋に記載してあるレシピを参考にしてブルグル1カップで水2カップにしました。

炊飯器で炊く前のブルグル

まずは炊飯器にブルグル・水を入れて小さめに切ったささみ・しめじ・玉ねぎを入れます。そしてカレー粉・コンソメ・塩を加えて混ぜ混ぜしたら、通常モードで炊きました。

炊飯されたブルグル

炊飯が終わったのでフタを開けてみると…少し水が多いような気がします。ピラフというか、リゾットのような見た目です。
しかしブルグルを味見すると、ふっくらしてちゃんと火が通っていたのでこれで良しとします。

仕上げにピーマンとバターを加えて混ぜて、10分ほど蒸らしたら完成です。

ブルグルのカレーピラフ

パスタだと思えない、炊き込みご飯のような見た目です。スパイシーなカレー粉とまろやかなバターの香りが食欲をそそります。

ブルグルはモチモチ・プチプチとして、柔らかすぎず固すぎずでちょうど良い食感です。噛んでいくと小麦の味を感じるので何とも不思議な感じがします。また噛み応えがしっかりあるので、早食いは出来ないのでダイエッターには有難いです…!

スプーンですくったブルグルのピラフ

この食感、何かに似ている…と思ったら、一時期ブームを引き起こした『もち麦』にソックリです。ダイエット関係なくもち麦が好きだったので、ブルグルの食感はかなり好みです!

味付けは最初は薄いかな?と思いましたが、よく噛んで食べるので薄くても丁度良い塩加減になってきます。後入れのピーマンの食感と苦味がアクセントになって美味しいです。

ちなん
ちなん

食べれば食べるほど病みつきになっていく味。お腹もめっちゃたまった…!

ブルグルのアレンジ料理

海老のトマトクリームソース
まずはパスタのようにソースをかけて食べてみます。パスタと言われなければ分からない見た目です。

ブルグルのトマトクリーム

ソースとブルグルがよく絡みます!モチモチ・プチプチの食感がずっと食べていても飽きないです。濃厚なトマトソースとピッタリで美味しいです。

トマトと胡瓜とツナのサラダ
ダイス状に切ったトマトと胡瓜・油を切ったツナの中に、茹でて流水で熱を取ったブルグルを加えてイタリアンドレッシングで和えました。

ブルグルのサラダ

流水で冷やすとよりブルグルの食感が際立つので、かなり食べ応えのあるサラダです。ゴロッとダイス状に切ることで、他の食材の食感も楽しむことができます。
ボリュームはありますが、味付けはイタリアンドレッシングなのでさっぱりと食べられます。見た目もデリサラダのようにオシャレです!

ミネストローネにプラス
ミネストローネにブルグルを加えて、軽く煮れば完成です。

ブルグルのミネストローネ

さっと食べたい時に、主食と野菜を一気に取ることができてとても便利です。ブルグルはどんな味付けで、お好みのスープに入れて食べることができます。スープが染み込んで少し柔らかくなったブルグルも美味しいです。

ブルグルを茹でるとお湯が小麦が溶けて少しとろみが付くので、鶏肉とお米を煮た韓国料理の『参鶏湯(サムゲタン)』風に作っても美味しそうです…!

ちなん
ちなん

骨付きの鶏肉・ネギ・生姜・にんにく・お米(ブルグル)を鶏ガラスープ・塩で味付けしたスープで煮込むだけでできるから超簡単。

ブルグルのクリームドリア
茹でたブルグルを耐熱皿に敷いて、その上に鶏肉・玉ねぎ・しめじの入ったクリームソース、海老、たっぷりのチーズを乗せてトースターで焼けば完成です。

ブルグルのドリア

ご飯だと柔らかくなってあまり噛まずに食べてしまいがちですが、ブルグルに変えるとよく噛むため控えめの量でも満足感がしっかりあります。そしてモチモチ食感が今までのドリアには無い食感ですがアリです!

ブルグルは冷凍保管もできる!

色んな料理に合って便利なブルグルですが、茹で時間が長めなのが気になりますよね。
ブルグルに似ている『もち麦』は、茹でた後に冷凍保管が可能のためブルグルでも試すと冷凍しても全く問題無く食べることができました。

ジップロックに入ったブルグル

ジップロックに入れて保管しておくとスープにはそのまま加えることができ、サラダやパスタのように食べる時は電子レンジで解凍するとすぐに食べられました。

ちなん
ちなん

まとめて茹でて冷凍保管しておけばすぐに食べられてめっちゃ便利!

ブルグルのまとめ

ブルグルの良い点

食物繊維がたっぷり
プチプチ・モチモチした食感
食感があるので満足感がある
茹でて冷凍保管が可能

お米のような変わった見た目に惹かれて食べてみたブルグルですが、食物繊維が豊富で食べ応えのあるダイエット向きな食材ということが分かりました。もち麦のような食感なので、雑穀米や玄米が好きな人は気にいると思うので是非試して欲しいです。

特にお気に入りのメニューは炊飯器のピラフです。食べてうちに病みつきになる美味しさで、何より調理が簡単なところが気に入ったの試してみてください。

ブルグルのうーんな点

多く茹でると大変な量になる

かなり水分を吸って膨らむので、いつものパスタの感覚で茹でると想像以上に多くなってしまいます。もし多く茹でてしまったら冷凍しちゃいましょう!

 

見てくださってありがとうございました。

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