こんにちは!カルディと業務スーパーの商品のアレンジ料理が好きなちなんです
多くの調味料が置いてあるカルディですが、その中で気になる商品を発見しました。
サンバルという聞きなれない名前の調味料です。赤色なので辛そうにみえますが、辛いもの&インドカレーが好きなので、きっとハマる味だろうと思い購入しました。
そしてチョロいことに、まんまとこの調味料にハマってしまいました。
サンバルとはどんな商品?
インドっぽい女性の回りにニンニクや唐辛子、パプリカなどの食材のイラストが記載された、何ともインド感のあるパッケージです。
まずサンバルがどんな食材なのかWikipediaで調べたことを下にまとめました。
・トウガラシ・小粒の玉ねぎ・ニンニクなどを主体に塩、コショウ、エビの発酵品、トマトなどを石臼で挽きペースト状にして、サラダ油で炒めて作られる。
・ナシゴレン、ミーゴレンなどを含む、炒め物やスープなどの調味料としてよく使われる。
主にインドネシアで使われる調味料で、唐辛子・玉ねぎ・にんにく・海老・トマトが主原料なので日本でもよく食べられる食材で作られています。なので日本人の口にも合いそうな味がしそうです。むしろ美味しそうな予感がします。
またナシゴレン・ミーゴレンはそれぞれインドネシアのチャーハン・焼きそばのことで、今まで家で作ったことがないメニューなので、サンバルを使って作るとどんな仕上がりになるか楽しみです!
玉ねぎやニンニク、トマトをベースに作った調味料って普通に美味しそうじゃん
そして瓶に記載されている説明文をチェックします。
『お店で食べる手作りサンバルを程よい辛さに仕上げました』とは『本格的なサンバルだと辛すぎるからマイルドにしたよ』ということですね。
またオススメの食材が卵・肉・魚なのでメイン系のおかずの味付けに合うようです。
原材料をチェックします。
パプリカ、玉ねぎ、トマトピューレがメイン食材になっています。パプリカがベースの調味料はあまり見かけないのでどんな味なのか気になりますね!
ウィキペディアで調べたサンバルの食材とほぼ同じなので、本格的な味を期待しちゃいます。
しかし、密かに『ハバネロペッパー』が入っています…。『程よい辛さに仕上げた』のでは無いんですかね?私は辛いものが好きなので結構辛くてもOKです!
ハバネロペッパーが入ってるとは結構辛そうな予感がするんだが…!
100gあたりの栄養成分表示をチェックします。
サンバルを味見
開封すると、トマトピューレのような果肉感のある見た目で、ピザソースのようなトマトの良い香りして辛そうな香りはしないです。
そのまま味見してみると、辛いのが来るかな〜と思ったらまず野菜の甘みが口いっぱいに広がります。甘くて濃厚なトマトの味と、ほんのりほろ苦さを感じますがおそらくパプリカだと思います。このパプリカのほろ苦さが、トマトの甘さを引き立てています!
そしてほとんど辛さを感じないな〜と思ったら、後半にピリピリと痺れる辛さがやってきました。タバスコくらいの辛さなので、辛いものが好きな人なら美味しく食べられると思います。クセも無く、濃厚でピリ辛のケチャップのような味で美味しいです。
独特な風味も無くてピリ辛で美味しい!パプリカとトマトの味がきいてる〜
サンバルのアレンジレシピ
ピザトースト
食パンに小さじ1くらいのサンバルを塗ってから、ケチャップ、好きな具、チーズをのせて焼いて完成です。
トマトケチャップとの相性が抜群で、後味に来るピリッとした辛さで味が締まります。そして凝縮されたパプリカやトマトのコクが加わって、いつものピザトーストよりワンランク、いやツーランクくらいアップしています。まろやかなチーズとも合いますね〜!
辛党の人ならケチャップ無しでサンバルだけ塗っても美味しそうです。
コク深くなってケチャップだけのピザトーストより断然好き!
ナスのマリネ
サンバルにお酢・砂糖・塩を加えて混ぜて、そこへオリーブオイルで焼いた茄子を入れて冷蔵庫で冷やして完成です。
トロリとした茄子にマリネ液がしっかり染み込んでいます…!
砂糖を加えたせいか辛さはほぼ感じられなくて、トマト感が強いのでラタトゥーユのような味です。甘さ控えめが好きな人は、砂糖無しでもOKだと思います。冷たくても美味しいですが、温かい状態で食べても良さそうです。
ナシゴレンプレート
インドネシアチャーハンの『ナシゴレン』に初チャレンジです。ニンニクや唐辛子を入れるレシピが多いですが、サンバルに入っているのでそれらを省略して、出来るだけ材料を少なく作ってみたいと思います。
フライパンで豚ひき肉を炒めて、葱と乾燥海老を加え塩で下味をつけて、香りが出たらご飯を入れて炒めます。そして味付けはサンバルとナンプラーのみでいきます。サンバルはスプーン大盛り一杯ほど加えて、よくサンバルがよく混ざったら完成です。
そしてさらにサンバルで味付けした鶏肉をトッピングします。
焼いた鶏肉にサンバルをつけても良さそうですが、サンバルで漬けてから焼いたら味が染み込んでより美味しくなりそうだと思い、30分ほど漬けてから焼きました。焼かれている時の鶏肉の香ばしい香りがたまらなく美味しそうです…!
ナシゴレンには欠かせない目玉焼きをトッピングしてナシゴレンプレートの完成です。美味しそうでしかないビジュアルです。
ナシゴレンから食べてみると、意外とアッサリした味でパクパク食べられてしまいます。辛さはほぼ無くてどこかへ行ってしまいました!笑
具材は豚ひき肉・乾燥海老・葱のみですが、この具材達はかなりオススメです。豚ひき肉と乾燥海老の旨味が効いていて、シンプルながら病みつきになる美味しさです!
辛さやクセが無いので食べやすく、ナンプラーを入れると一気に本格派になるので苦手で無ければ使って欲しいです。
ナシゴレンと半熟の目玉焼きと絡めて食べると至福ですね…!卵のまろやかさは全てを包み込んでくれる最高の調味料です。
そして鶏肉のサンバル焼きです。この焦げ目が食欲をそそりますね〜!
これは想像の数倍美味しいです…!30分漬けただけなのにしっかり味が染みていて、サンバルだけで味付けしたとは思えないコクと旨味があります。
インドカレー屋のタンドリーチキンに似ていて、そのチキンが大好きなのでめっちゃタイプの味です。
そしてチャーハンとチキンを一緒に食べるとこの上ない美味しさです…!
鶏肉を焼いてからサンバルをつけて食べても美味しいと思いますが、焦げたサンバルの風味も美味しさのポイントになっているので是非漬けて食べてみてほしいです。
サンバルと鶏肉が最強すぎる!もっと長く漬けたらさらに味が染みて美味しくなりそうだね
マヨネーズと混ぜる
サンバルとマヨネーズを混ぜるだけで、野菜がエンドレスに食べられてしまう恐ろしいソースの完成です。
ケチャップとマヨネーズで作るオーロラソースに似ていますが、ピリッとした辛さがあるので大人のオーロラソースという感じです。ただ茹でただけのブロッコリーが止まらないんですけど…!
海老のチリソース
海老のチリソースを作るときは豆板醤を使いますが、代わりにサンバルを使います。普段はニンニクや生姜を入れますが、サンバルに入っているので省略してサンバルとケチャップのみで味付けしてみます。
ボリュームアップのために炒り卵と千切り筍も加えて完成です。水気が足りなかったので料理酒も加えました。
これたった2つの調味料で味付けしたんですか…?と思うくらい旨味たっぷりです。サンバルに色々な食材が入っているので、調味料をあれこれ入れなくてもケチャップとサンバルだけで十分な美味しさです。
そして海老が少ないのをごまかすために入れた炒り卵と筍ですが、このソースが絡むとこれだけでご飯が止まりません。
豚汁にトッピング
普段は七味唐辛子をかけて食べますが、サンバルをトッピングしちゃいます。大丈夫?と思うかもしれませんが、味噌とトマトは相性が良いので信じて食べてみると…めちゃめちゃ合います。
いつもの豚汁がビックリするくらいコク深くなって、後からじんわり辛さがやってきます。和食にも合うとは油断ならない調味料です。
サンバルのまとめ
サンバルの良い点
辛さは控えめ
是非鶏肉を漬けて食べて欲しい
あまり馴染みのないサンバルですが、野菜の旨味がたっぷりでとても使いやすい調味料でした。家だとなかなか作れないトマトやパプリカの凝縮された旨味が、日本人の口にもピッタリだと思います。
特にお気に入りのメニューは鶏肉のサンバル焼きです。サンバルの美味しさが存分に味わえて、焦げた部分がたまらなく美味しかったので是非漬けて食べてほしいです!
サンバルのうーんな点
そのまま食べると後味にピリッとした辛さを感じますが、加熱すると辛さが飛ぶので辛党の人は少し物足りないかもしれません。辛さをプラスしたいなら別の調味料で加えると良いかもしれません。
|
見てくださってありがとうございました。
コメント